DRM回避は可能か? あのミュージシャンの楽曲はある? アップルにとってiTunes ミュージック・ストアはおいしいか?
quote:アップル社はiTunes ミュージック・ストアを開設。同ストアが提供する曲は,個人利用権を拡張している。4大レコード会社から20万を超える楽曲が用意され,購入前に無償で30秒間の試聴もできる。
●2つ前の過去記事で,パソコン3台でしか再生できないDRM(デジタル権利管理)情報を取り除くには,一度音楽CDを作成し,再度リッピングして音楽ファイルにすればよさそうと書いたけれども,どぉも2つの意見にわかれているようだ。まったく問題なくDRMが無効になった音楽ファイルができたという人と,元のACCファイルよりも音質が劣化したファイルができてしまったという人。特にMP3にエンコードすると,音質の劣化が激しいと云う意見もある。もし後者の方が正しいか,またはある設定で音楽CDを作成してしまうと音質が劣化するとなると,作成される音楽CDは普通の音楽CDではないことになる? 日本で発売されているヘタレなプロテクト音楽CDとは違う,なんらかの制限付きの音楽CDとなっているのか? 手元にDRM情報付きのAACファイルがないのですべて伝聞でしかないんだけど,どぉも掲示板などに出てくる意見も混乱している感じ。手順さえあってれば,ちゃんとできそうな気もするけど…(リファから拾った,ちゃんと認証解除ができたHAPPY Macintosh Developing TIME!のページ,m(_ _)m)。
●日本からは購入はできないけど,試聴と検索はできるiTunes ミュージック・ストア。記事にあるように20万曲以上をそろえていることを宣伝しているが,抜け落ちているものもあるようだ。例えば,デジタル・ミュージックと敵対しているマドンナの曲はひとつもない(pic)。ジョブズの好きなアーティストの曲はすべてあるかもしれないが,決して,100%ではない。●出所はフォーチュン誌の記事だが,アップルは1曲99セントで楽曲を売り,平均して1曲65セントをレコード会社に支払うという。アップルとしては1曲売って34セント,40円ほどの儲け。サーバーなどの運営管理費などもそこから出さなきゃいけないんだから,よっぽどみんなが曲を買ってくれないとおいしくない。アップルが求人サイトでウインドウズ版iTunesを担ってくれるプログラマを探したくなるのもよくわかる(モンスター・コムのページ)。とりあえず,デジタル・ミュージックの旗手,というイメージ作りの方が大事なんだろうな。
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